Apple Pay対応でポイント還元率1%超のクレジットカード8選

「Apple Payって何だろう」「Apple Payを使ってお得になる方法はあるのか」など、Apple Payの仕組みを知ってお得になりたい人は多いものです。この記事では、Apple Payの仕組みを簡単に説明するとともに、Apple Payを使ってお得になるクレジットカードも紹介します。

目次

「Apple Pay」とはiPhoneで使える決済サービス

Apple Payとは、iPhoneで使えるおサイフケータイのようなサービスです。「Wallet」と呼ばれる端末内のお財布アプリに、電子マネーの「QUICPay」「iD」、交通系ICカードの「モバイルSuica」などを登録することで、iPhoneで利用できます。

Apple Payの使い方

Apple Payを利用するには以下のものが必要ですので、準備しておきましょう。

  • Apple Payに対応した端末
  • Apple Payに対応したクレジットカード
  • 最新バージョンのiOSなど
  • Apple ID

準備が完了したら、以下のような手順で作業をしてください。

  1. 「Wallet」を開いて「+」をタップする
  2. 画面案内に従って新しいクレジットカードを追加する
  3. カード発行元によるカードの確認が行われる
  4. カードの確認が終わったら「次へ」をタップする

これで、お手持ちのiPhoneでApple Payが利用できるようになります。

Apple Payが使える場所

Apple Payは、「Apple Pay」「iD」「QUICPay」「Suica」のマークがあるお店で利用できます。Appleのホームページに記載されている、Apple Payが使える主なお店やサービスは、以下の通りです(2018年2月現在)。

ジャンル 店舗名・サービス名
通信 アップルストア
総合スーパー アピタ・ピアゴ
イオン
カーライフ エッソ・モービル・ゼネラル
エネオス
家電 コジマ・ビックカメラ
ヨドバシカメラ
ソフマップ
外食 すき家
コンビニ サークルKサンクス
セブンイレブン
ファミリーマート
ファッション ユニクロ
交通 日本交通
旅行 じゃらん
エンターテインメント TOHOシネマズ

これらの店舗やサービス以外にも、Apple Payが利用できる場所は拡大中です。

Apple Payを使って還元率1%超のクレジットカードを一挙紹介!

Apple Payを使うと、支払いが楽になるメリットもありますが、登録したクレジットカードによってはカードのポイントが貯まるメリットも見逃せません。ここでは、Apple Payを使って還元率が1%超のクレジットカードを、電子マネー別に紹介しましょう。

QUICPay

iDとQUICPayがダブル搭載の「オリコカードザポイント」

 オリコカードザポイント

年会費 無料
申込資格 18歳以上(高校生を除く)
国際ブランド VISA、マスターカード、JCB
ポイント還元率 1%
海外旅行傷害保険 なし
搭載電子マネー iD、QUICPay
追加可能カード 家族カード、ETCカード

「オリコカードザポイント」には、iDとQUICPayという、2種類の電子マネーが搭載されています。どちらも後払い式の電子マネーなので、残高を気にする必要がありません。使い方も似ていますが、使える店舗に若干の違いがあります。クレジットカードをかざして電子マネーを利用しても、オリコポイントが1%分付与されます。

前払い式の電子マネーでは、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージでもポイントが付与されます。プリペイドカードでは、au WALLETプリペイドカード、オリコプリペイドカードへのチャージでオリコポイントが付与されます。さらに、プリペイドカード利用でプリペイドカードのポイントも貯まります。au WALLETプリペイドカードを利用すると0.5%分、オリコプリペイドカードを利用すると0.25%分のポイントが貯まります。

搭載していないがQUICPayを割り当てられる「楽天カード」

年会費 無料
申込資格 高校生を除く満18歳以上の方(主婦、アルバイト、パート、学生も可)
国際ブランド VISA、マスターカード、JCB
ポイント還元率 1%
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
搭載電子マネー 楽天Edy
追加可能カード 家族カード、ETCカード

楽天カードに搭載されている電子マネーは「楽天Edy」ですが、楽天EdyはApple Payに対応していません。楽天カードをApple Payに登録すると、クレジットカードには搭載されていない「QUICPay」として割り当てられます。もちろん、QUICPayとしてApple Payを利用しても、楽天スーパーポイントが1%分貯まります。

楽天市場・楽天ブックスなど、楽天グループ内のサービスで楽天カードを利用すると、ポイント5倍とお得です。楽天カードには「楽天ポイントカード」機能も搭載されており、主に以下の店舗で楽天スーパーポイントを貯められます。

  • マクドナルド
  • ミスタードーナツ
  • ポプラ
  • ツルハドラッグ
  • 出光
  • 大丸・松坂屋

QUICPayのバリエーションが豊富な「JCB EIT」

 JCB EIT

年会費 無料
申込資格 18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。
国際ブランド JCB
ポイント還元率 1%
海外旅行傷害保険 最高2,000万円(自動付帯)
搭載電子マネー QUICPay
追加可能カード 家族カード、ETCカード

JCB EITの6種類あるカードデザインのうち、3種類にはQUICPayが搭載されています。他の3種類にはQUICPayが搭載されていませんが、JCB EITには、以下のように様々なバリエーションのQUICPayを搭載可能です。

  • QUICPayカード…クレジットカードとは別に発行される
  • QUICPayモバイル…おサイフケータイで設定
  • QUICPay(nanaco)…QUICPayとnanacoという2種類の電子マネーを搭載
  • QUICpayコイン…500円硬貨より一回り大きなコイン型電子マネー

JCB EITをApple Payに登録すると、もちろん「QUICPay」として割り当てられ、ポイントも1%分貯まります。また、Walletアプリ内でのSuicaチャージでJCB EITを利用することもできますが、ポイントは付与されません。

自社通販サイトでもApple Payが使える「Yahoo!JAPANカード」

 Yahoo!JAPANカード

年会費 無料
申込資格
  • 高校生を除く18歳以上で、本人または配偶者に安定した継続収入のある方
  • 有効なYahoo! JAPAN IDを持っている
国際ブランド VISA、マスターカード、JCB
ポイント還元率 1%
海外旅行傷害保険 なし
搭載電子マネー Tマネー
追加可能カード 家族カード、ETCカード

Yahoo!JAPANカードに搭載されている電子マネーは「Tマネー」ですが、TマネーはApple Payに対応していません。Yahoo!JAPANカードをApple Payに登録すると、クレジットカードには搭載されていない「QUICPay」として割り当てられます。JCBブランドでないYahoo!JAPANカードでも、QUICPayに割り当てられ、1%分のTポイントも貯まります。

またiOSの「Yahoo!ショッピングアプリ」では、JCBとマスターカードブランドのYahoo!JAPANカードを登録したApple Pay払いが可能となったため、利便性が向上しています。

iD

Apple PayのiD払いでも特約店がお得な「dカード」

 dカード

 

年会費 無料
申込資格 18歳以上(高校生を除く)
国際ブランド VISA、マスターカード
ポイント還元率 1%
海外旅行傷害保険 なし
搭載電子マネー iD
追加可能カード 家族カード、ETCカード

dカードにはiDが搭載されていますので、dカードをApple Payに登録すると、もちろんiDとして登録されます。さらに、dカードの利用で貯まる「dポイント」には、iDの利用で通常よりもポイントが多く貯まる特約店が、以下のようにあります。

  • エネオス
  • オリックスレンタカー
  • 洋服の青山
  • コナカ
  • 紀伊国屋書店
  • 東京無線
  • ビッグエコー

これらの特約店でApple PayでiD払いをしても、ポイントアップの対象です。

アマゾンでのポイント還元率が高い「Amazonマスターカードクラシック」

年会費 1,350円(初年度無料)
申込資格 18歳以上(高校生を除く)
国際ブランド マスターカード
ポイント還元率 1%
海外旅行傷害保険 なし
搭載電子マネー iD
追加可能カード ETCカード

Amazonマスターカードの利用で貯まるポイントは「Amazonポイント」で、通常のポイント還元率は1%です。しかし、Amazonマスターカードをアマゾンで利用した際のポイント還元率は1.5%、プライム会員に登録している場合は2%と、高還元率となります。

アマゾンのサイトではiDでの決済が可能ですが、アマゾンのサイトで決済可能なiDは、ドコモのフェリカ搭載のおサイフケータイからの支払いのみです。Apple Pay経由でのiD決済はできませんので、注意してください。

12歳から利用できる「ソフトバンクカード」

 ソフトバンクカード

年会費 無料
申込資格 ソフトバンクとの回線契約をしている12歳以上
国際ブランド VISA
ポイント還元率 0.5%
海外旅行傷害保険 なし
搭載電子マネー なし
追加可能カード なし

ソフトバンクカードは、VISAブランドのプリペイドカードですので、あらかじめチャージしておく必要があります。プリペイドカードとしての利用だけなら、12歳以上のソフトバンク契約者が申し込み可能です。

Apple Payが利用できるカードはクレジットカードが多いのですが、ソフトバンクはプリペイドカードにもかかわらず、Apple PayがiDに割り当てられて利用可能です。ただし、飲料の自動販売機や一部のガソリンスタンド、ホテルなど一部店舗の支払いでは、Apple Payを利用できません。

Suica

SuicaとQUICPayの二刀流も可能な「ビックカメラSuicaカード」

年会費 515円(初年度無料、年1回利用で次年度無料)
申込資格 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上
国際ブランド VISA、JCB
ポイント還元率 1%
海外旅行傷害保険 なし
搭載電子マネー Suica
追加可能カード ETCカード

ビックカメラSuicaカードの通常の合計ポイント還元率は1%ですが、Suicaチャージ、切符・定期券購入などでは、ポイント還元率が1.5%となります。特にSuicaへのクレジットチャージでの還元率は、あらゆるクレジットカードの中でも最高クラスです。

ビックカメラSuicaカードには、もちろんSuicaが搭載されていますが、Apple Payにカードを登録する際には、SuicaではなくQUICPayで登録されます。ビックカメラSuicaカードではSuicaApple PayではQUICPayと、電子マネーの二刀流も可能です。

Apple Payで割り当てられた電子マネーがお店で対応しているか、確認を

iPhoneで使えるApple Payは、登録するカードによって「iD」「Suica」「QUICPay」のいずれかに割り当てられます。中には、カードに搭載されている電子マネーとApple Payで割り当てられる電子マネーが異なるカードもあります。Apple Payで割り当てられた電子マネーがお店で対応しているか、支払いの前によく確認しておきましょう。


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