景品などでもらうこともあるクオカード。実は使える店が多くて、意外と優秀なプリペイドカードです。
賢く使えばその分だけお得にお買い物やお食事を楽しむことができますし、余ってしまった場合は換金することもできます。今回はクオカードをお得に活用する方法や余ってしまった場合の対処法についてご紹介します。
目次
クオカードは金券ショップで買うとちょっとお得
下の表はある金券ショップで販売されているクオカードの価格一覧です。
クオカード額面金額 | 販売価格 |
---|---|
500円 | 494円 |
1,000円 | 988円 |
2,000円 | 1,976円 |
3,000円 | 2,961円 |
5,000円 | 4,930円 |
10,000円 | 9,800円 |
クオカード500円分は1枚あたり494円で販売されており、普通に買うよりも6円お得に買うことができます(割引率1.2%)。クオカードの券面額が上がれば上がるほど値引き率も上がる傾向にあり、5,000円分であれば1枚4,930円で購入することができます。この場合の値引き率は1.4%です。
このようにクオカードは金券ショップで買うと若干ではありますがお得に買うことができる場合があります。店舗によって値段が変わっていたり、定価より高かったりする傾向がありますので注意しましょう。
ちなみに、クオカードの広告入りのデザインだと、ギフト柄よりも少しだけ安く買えるケースもありますので、用途に合わせて変えていくと良いでしょう。
クオカードをクレジットカードで買えばもっとお得に
コンビニでクオカードを買うと1.8%お得
コンビニで5,000円以上買うとおまけがついているのでお得です。下の表はコンビニででクオカードを買うと付いてくるおまけの額を示した表です。
販売価格 | クオカード額面金額 |
---|---|
5,000円 | 5,070円 |
10,000円 | 10,180円 |
5,000円券だと70円、10,000円券だと180円のおまけが付くので、大きな額を買うという場合はコンビニで買うといいでしょう。
セブンイレブンのnanaco払いで還元率は2.8%に!
クオカードは現金でのみ買うことができますが、セブンイレブンだけは電子マネーのnanacoで購入することができます。
そこで、以下の2つのカードのように、Nanacoにチャージするときにポイントがたくさん貯まるクレジットカードを使えば、カードのポイントとクオカードのおまけ分を2重取りできてとてもお得です。
- 還元率2%のリクルートカード(VISA・Master Care・JCB)
- 還元率1%のYahoo!Japanカード(JCBのみポイントが貯まる)
リクルートカードなら還元率は1.2%のため、10,000円のクオカードを買った場合、おまけの180円分と合わせると還元率は破格の3%ということになります。
3%というのはどんなクレジットカードや電子マネーでも実現不可能な高い還元率です。
クオカードで買えないものはある?
クオカードで買えないものは各店舗によって異なります。まず公式サイトに記載されている利用できないものを見てみましょう。
- 各種公共料金
- プリペイドカード
- 切手、印紙
- タバコ
- チケット
この5点はクオカードで購入することが出来ません。また、これら以外にも利用できないものがあるようです。例えばタバコ。タバコはクオカードでの購入は出来ません。ちなみにお酒はクオカードで買うことができます。このほかにもEdyなどの電子マネーのチャージや交通系電子マネーのチャージもできない他、コピー機や粗大ごみ処理券などの金券類にもクオカードは利用できませんので注意しましょう。
クオカードの買い取り方法は?換金できるの?
クオカードをもらったけど使い道がないという場合は売ってしまいましょう。クオカードは大黒屋などをはじめとする金券ショップに持ち込むことで買い取りをしてくれます。買い取りは現金で行ってくれますので安心してください。気になる換金額ですが、ある程度レートが決まっており、買い取りの場合は「額面の90%~98%」と覚えておくといいでしょう。では、下記の表を見てください
クオカード額面金額 | 買い取り金額 | レート |
---|---|---|
500円(ギフト柄) | 480円 | 96% |
500円(広告柄) | 450円 | 90% |
1,000円(ギフト柄) | 950円 | 95% |
1,000円(広告柄) | 900円 | 90% |
5,000円(ギフト柄) | 4,850円 | 97% |
5,000円(広告柄) | 4.750円 | 95% |
これは大黒屋の買い取りレート(郵送買取)を表した表です。
金券ショップで買取を断られる場合がある
実はクオカードにはいくつかの種類があります。コンビニが発行しているカード、企業が販促宣伝用に製作して配布するカード、書店などで購入できるカード等です。
このうち、コンビニで販売されているクオカードについては、ほとんどの金券ショップで買取を断られることになります。
見分け方としては、クオカードの裏面の左下に書かれている番号が「00A」から始まるものはコンビニ発行のカードです。
このタイプのカードは、購入した際にレジで入金処理をすることで利用可能となります。入金処理をしていない状態では使うことができません。
たとえば、コンビニ強盗や盗難などによってレジを通さずに持ち出されたクオカードは、どこの加盟店においても使うことができないのです。
そのため、金券ショップでは、コンビニ発行のクオカードが実際に使えるものかどうかの判断ができないため、買取不可としています。
クオカードを安く購入して、お得に使おう
このようにクオカードは、額面よりも安く購入できるうえ、幅広い用途でのショッピングに利用できます。
クオカードを利用できるコンビニや飲食店、本屋、ドラッグストアなどでよく買い物する方は、現金ではなくクオカードでの支払いに切り替えたほうが間違いなく節約できることになります。
クオカードを活用した節約術をぜひ検討してみてください。
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