「ポイントを貯めているけど使い道が分からない」「使いやすいポイントが貯まるクレジットカードはどれだろう」と悩んだことはないでしょうか。この記事では、主な共通ポイント別に、おすすめのポイントの使い方とおすすめクレジットカードを解説したいと思います。
目次
楽天スーパーポイントの使い方とおすすめクレジットカード
楽天スーパーポイントは、大手ネット通販の楽天が運営しているポイントです。かつては、楽天市場、楽天トラベルなど、自社サイト内でのみ使えるポイントでしたが、共通ポイントとして実店舗でも使えるようになりました。
楽天スーパーポイントの使い道
楽天スーパーポイントの主な使い道とその交換レートは、以下の通りです。
使い道 | 交換レート |
---|---|
楽天グループ内で利用 | 1ポイント→1円 |
ANAマイルに交換 | 2ポイント→1マイル |
楽天ポイント加盟店 | 1ポイント→1円 |
楽天グループは様々なジャンルに渡っており、使い道もなかなかのものです。
ANAマイルを貯めている人にとっては、ANAマイルへの交換がおすすめです。ただし、交換可能なポイント数の上限は「1回1,000ポイント」「月2万ポイント」で、期間限定ポイントや提携先から交換したポイントは交換できません。
おすすめの使い道は「楽天ポイント加盟店」
中でもおすすめの使い方は、楽天ポイント加盟店です。以下の他にも、様々な店舗で貯まったポイントを使えます。
- くら寿司
- マクドナルド
- ミスタードーナツ
- ポプラ
- 大丸松坂屋
- ツルハドラッグ
- 紳士服コナカ
- ビックカメラ
- 引越しは日通
- 出光
加盟店のジャンルは多岐に渡り、期間限定ポイントも使えます。
おすすめクレジットカードは「楽天カード」
楽天スーパーポイントを貯めるのに最適なカードは、もちろん「楽天カード」です。楽天カードを持っていると、以下のようなメリットがあります。
- クレカ・ポイントカード・電子マネー「楽天Edy」の三位一体で、ポイントがザクザク貯まる
- 新規入会で8,000ポイントもらえるチャンスも
- 楽天銀行を引き落とし口座に設定した楽天カードを楽天市場で利用すると、ポイント3倍
Tポイントの使い方とおすすめクレジットカード
Tポイントは、もともとはレンタルDVD「TSUTAYA」の会員証に過ぎませんでした。しかし、異業種との提携を進めた結果、現在では日本最大の共通ポイントプログラムとなっています。
Tポイントの使い道
Tポイントの主な使い道とその交換レートは、以下の通りです。
使い道 | 交換レート |
---|---|
商品と交換 | 商品によって異なる |
コインに交換 | 10ポイント→100コイン |
募金 | 1ポイント→1円 |
ネットショッピングで利用 | 1ポイント→1円 |
現金に交換 | 100ポイント→85円 |
ANAマイルに交換 | 500ポイント→250マイル |
Tポイント加盟店で利用 | 1ポイント→1円 |
Tポイントは、楽天スーパーポイントと比較して、ポイントの使い道が多いです。
一攫千金を狙うならコインに交換してゲームで増やすのもいいでしょう。現金派は、ジャパンネット銀行の口座が必要でレートも悪くなるものの、現金への交換もできます。
楽天スーパーポイントと同様に、ANAマイルへの交換もできます。500ポイント単位での交換となりますが、交換の上限がないので、ANAマイルを貯めていてポイントがたくさんある場合には、おすすめです。
おすすめの使い道は「ウエルシア」
Tポイントは、以下の他にも貯まったポイントを様々な店舗で使えます。
- エネオス
- ファミリーマート
- 吉野家
- ガスト
- 洋服の青山
- ロッテリア
中でもおすすめの使い方は、ドラッグストア「ウエルシア」です。ウエルシアでは毎月20日に限って、利用Tポイント(最低200ポイント利用)の1.5倍のお買物ができます。
- 200ポイント利用→300円分のお買物
- 1,000ポイント利用→1,500円分のお買い物
など、利用ポイントが多いほどお得な金額も多くなります。
おすすめクレジットカードは「ファミマTカード」「Yahoo! JAPANカード」
Tポイントを貯めるのに最適なクレジットカードは、「ファミマTカード」「Yahoo! JAPANカード」です。ネット通販でYahoo!ショッピングを利用するのであれば、Yahoo!JAPANカードで毎日ポイント3倍となります。
ファミリーマートを利用する方は、ファミリーマートでの月間利用額に応じて、ポイント還元率が最大1.5%(通常は0.5%)となります。
Ponta・リクルートポイントの使い方とおすすめクレジットカード
Pontaは、三菱商事の関連会社が運営している共通ポイント、リクルートポイントは、リクルートが運営してるポイントプログラムです。かつては使い道が乏しかったリクルートポイントでしたが、Pontaと等価交換ができるようになってからは、その使い道が一気に広がりました。
Ponta・リクルートポイントの使い道
Ponta・リクルートポイントの主な使い道とその交換レートは、以下の通りです。
使い道(リクルートポイント) | 交換レート |
---|---|
リクルートのサービスに利用 | 1ポイント→1円 |
使い道(Ponta) | 交換レート |
Ponta加盟店で利用 | 1ポイント→1円 |
JALマイルに交換 | 1ポイント→0.5マイル |
LINEギフトコードに交換 | 1Pontaポイント→LINEギフトコード0.83ポイント |
dポイントに交換 | 1ポイント→1ポイント |
Playbitポイントに交換 | 1ポイント→1ポイント |
リクルートポイントはPontaに交換した上で、Pontaポイントとして使うのがいいでしょう。JALマイルに交換できる貴重な共通ポイントですので、おすすめです。使えるお店を多くしたいのであれば、dポイントに交換するのもいいでしょう。
おすすめの使い道は「ローソン」
Pontaは、以下の他にも貯まったポイントを様々なPonta加盟店で使えます。
- ローソン
- 昭和シェル石油
- ゲオ
- ケンタッキーフライドチキン
- 大戸屋
中でもおすすめの使い方はローソンですが、普通に使うのではなく、マルチメディア端末「ロッピー」を使い、以下のようなお試し引換券を発行する方法です。
食パン | 10ポイントで30円引き |
---|---|
ミンティア | 40ポイントで交換(103円相当) |
サントリー金麦 | 90ポイントで交換(188円相当) |
1ポイントの価値が2~3円相当にアップします。
おすすめクレジットカードは「リクルートカード」
Ponta・リクルートポイントを貯めるのに最適なカードは、1.2%分のリクルートポイントが貯まる「リクルートカード」です。カードショッピングだけでなく、電子マネー(楽天Edy、nanacoなど)へのチャージでも1.2%分のポイントが貯まります。
ローソン、JALユーザーは、「JMBローソンPontaカードVisa」も見逃せません。ローソン、ローソン100で利用すると、100円ごとにPontaポイントが2ポイント、さらに月間クレジット利用額200円ごとにJALマイル1マイルが、ダブルで貯まるのです。
dポイントの使い方とおすすめクレジットカード
もともとは「ドコモポイント」という、ドコモで貯まりドコモで使えるポイントでしたが、「dポイント」へと衣替えするとともに、共通ポイントとなりました。
dポイントの使い道
dポイントの主な使い道とその交換レートは、以下の通りです。
使い道 | 交換レート |
---|---|
データ量の追加 | 1,080ポイント→1GB |
ケータイ料金の支払い | 1ポイント→1円 |
商品・ポインコグッズと交換 | 商品によって異なる |
ネットのお店で利用 | 1ポイント→1円 |
dポイント加盟店で利用 | 1ポイント→1円 |
他の共通ポイントと異なり、ドコモ関連で使えるのがユニークです。特に、データ容量の追加を事前に行っておくと、速度制限などがかかりません。
おすすめの使い道は「ローソン」
dポイントは、以下の他にも貯まったポイントを様々なdポイント加盟店で使えます。
- ローソン
- マクドナルド
- マツモトキヨシ
- ノジマ
- NEXCO中日本
- ペッパーランチ
後発の共通ポイントながら、他の共通ポイントにはないユニークな加盟店もあります。
中でもおすすめの使い方は、Ponta・リクルートポイントと同様に、ローソンのマルチメディア端末「ロッピー」を使い、お試し引換券を発行する方法です。引換券の発行方法は、Pontaなどと変わりありません。
おすすめクレジットカードは「dカードGOLD」
dポイントを貯めるのに最適なクレジットカードは、「dカードGOLD」です。年会費は1万円(税別)と高額ですが、ポイント還元率は1%、さらに、毎月のドコモケータイ利用料金の10%分が、dポイントで還元され、ドコモユーザーならばザクザクdポイントを貯められます。
JREポイントの使い方とおすすめクレジットカード
もともとは、
- JR東日本管内の駅ビルのポイント
- ビューサンクスポイント(ビューカード利用で貯まる)
- Suicaポイント(Suica利用で貯まる)
と3つに分かれていたポイントが、2018年に「JREポイント」として統合されました。従来は、ポイントの移行手続きなどが必要でしたが、今後はストレートにポイントが一本化されます。
JREポイントの使い道
JREポイントの主な使い道とその交換レートは、以下の通りです。
使い道 | 交換レート |
---|---|
駅ビルで利用 | 1ポイント→1円 |
Suicaにチャージ | 1ポイント→1円分 |
Suicaグリーン券と交換 | 商品によって異なる |
「JRE MALL」で利用 | 1ポイント→1円 |
商品と交換 | 商品によって異なる |
主にJR関連で利用できますが、汎用性が高いのは「Suicaへのチャージ」です。JREポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントがありますが、期間限定ポイントはチャージできません。
おすすめの使い道は「Suicaグリーン券」
中でもおすすめの使い道は「Suicaグリーン券」(別途乗車券は必要)です。通常のSuicaグリーン券は、乗車日や営業キロ数に応じて、以下のように料金が設定されます。
営業キロ | 事前料金 | 車内料金 | ||
---|---|---|---|---|
平日 | ホリデー | 平日 | ホリデー | |
50kmまで | 770円 | 570円 | 1,030円 | 830円 |
51km以上 | 980円 | 780円 | 1,240円 | 1,040円 |
しかし交換ポイントは、乗車日や乗車区間に関係なく、一律700ポイントです(2019年6月までは600ポイント)。最も高い1,240円のグリーン券も700ポイント(700円相当)で交換できますので、約43%お得です。
おすすめクレジットカードは「JRE CARD」
JREポイントを貯めるのに最適なクレジットカードは、「JRE CARD」です。クレジットカード・ポイントカード・Suicaが一体となっており、手間がかかりません。駅ビルならばポイント還元率は3.5%(通常は0.5%)と、圧倒的です。
キャッシュバックとおすすめクレジットカード
最後に紹介するのは、商品やポイントよりも、はるかに使い勝手は良い「キャッシュバック」です。キャッシュバックには、直接現金が銀行口座に戻ってくるタイプと、利用代金からキャッシュバック相当額を差し引くタイプとがあります。
おすすめクレジットカードは「P-one Wiz」「REXカード」
キャッシュバックが受けられるクレジットカードは何枚かありますが、中でもおすすめのクレジットカードは「P-one Wiz」です。利用代金から1%オフ+0.5%分のTポイントが付与されます。Tポイントも使い道は広いです。リボ払い専用カードですが、全額一括払いに変更可能です。
もう1枚は「REXカード」で、以下のような流れでキャッシュバックを行ないます。
- 25%分のREXポイントが貯まる
- 貯まったポイントを1,500ポイント単位で「Jデポ」1,500円分に交換
- 利用代金からJデポの分が差し引かれる
多少面倒ですが、キャッシュバック率でいえば最高ランクです。
ポイントを貯める・使うのによく利用するサービスを把握しよう
ポイントを効率的に貯めるには、ポイントの貯める店を利用するだけでなく、ポイントが貯まりやすいクレジットカードが欠かせません。ただし、貯めるだけでは意味がありませんので、使い勝手の良い交換先のあるポイントを選びましょう。
どうしても魅力的なポイントが見つからなければ、キャッシュバックを受けられるクレジットカードを選ぶのも手です。
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